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となりのカフカくん「よわみしかもっていない」/コイケジュンコ

となりのカフカくん「よわみしかもっていない」/コイケジュンコ
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となりのカフカくん「よわみしかもっていない」/コイケジュンコ

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となりのカフカくん「よわみしかもっていない」/コイケジュンコ


作品サイズ(立った状態):約 幅100mm/高さ260mm



コイケジュンコは褒めにくい。

紙でドレスを作る。それだけで、おお、凄いということになって感心される。
いやいやそれだけじゃなくてさ、例えば、別冊マーガレットを一冊丸ごと使って、ワンピースも残さないんだ。
へー、凄いね。
余りに感心することが多い。
いやいやまだまだ、その別冊マーガレットの全体印象、細部の印象、それを台詞として抜いて、それが見える位置に出して来る。
え、凄いね。
そういうこと、紙の凄いの果てに、コンセプトとセンスが絡まっている。それがコイケジュンコの仕事だ。

「となりのカフカくん」も、カフカの言葉をとって、そのイメージでカフカくんを作る。身体には、その言葉の周辺の文章が詰まっている。言葉の内蔵。カフカの言葉の内蔵。カフカくんの中には言葉がある。

(今野裕一)

いろいろな紙の破片が集合してできた、縫いぐるみならぬ「紙ぐるみ」・カフカ人形。
小説家フランツ・カフカの日記や手紙の断片が言霊となった人形。

カフカの小説は難しいと思われがちである。
しかし、小説の外で語る彼自身の言葉を覗きみるとまた違う側面が見えてくる。

生身のカフカはとにかく嘆く。自分の本体に、感情に、自分を取り巻く全てに。
その嘆きは疾走し、アグレッシブに負の世界へと向かう。
嘆きは負の世界を通り越し、狂おしいほどの「生」になる。

負の感情とは誰しも少なからず持っているものである。
私たちは時にカフカの言葉に同調する。そしていつの間にか置いて行かれる。
カフカと私たちの距離感は、そう、席替えでたまたま隣になったクラスメイトのようなものかもしれない。

感情の複雑な起伏のようにいびつに重なり合った紙の集合体できたカフカ人形の中には、カフカ小説の断片のそのまた欠片が詰まっている。
完成しないパズルは掴めそうで掴めないカフカ自身そのもののようでもある。


本作品「よわみしかもっていない」。は、カフカがノートに綴った文章から抜粋している。

「ぼくは人生に必要な能力を、なにひとつ備えておらず、ただ人間的な弱みしか持っていない。」

重く感情が落ちているというより、身を任せている感じ。
微風にも流され、瞳だって流れていて、支える骨まで柔らかく。
そんな漂いカフカくん。


(コイケジュンコ)


コイケジュンコ/Junko Koike
1974年うまれ。女子美術大学出身。
方々で拾い・買い・貰い集めた強度の無い紙などで、非機能的だが実際に人間が着る事のできる原寸大の服・靴などを制作。
総じて『HI-FUKU』(非服=「服に非らず」)と名付け、日常(ケ)に埋もれそうな「ハレ」を追い求めている。
代表的な作品に、ティッシュのみで作られたドレス「100%カシミ屋」、月刊漫画雑誌一冊丸ごと使用した「妄想ドレス」などがある。
また、衣装などの参加も多く、ヨコハマトリエンナーレ2014にて森村泰昌氏が行ったラストパフォーマンス「Moe Nai Ko To Ba を燃やす」では、「本の女神」の衣装を担当。
その他、印刷物好きが高じて、じじばばをモチーフにした木版画なども制作・発表している。



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