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マンタム/緩慢なる死 POMALOU SMRT

マンタム アクセサリー作品『緩慢なる死 POMALOU SMRT』 Mantam/accessory/necklace
マンタムの新作アクセサリー作品

マンタム/緩慢なる死 POMALOU SMRT

価格:

38,704円 (税込)

購入数:


20世紀にもなって未だに鍊金術師と名乗り先祖から受け継いだ怪しげな薬を作り動物と機械を組み合わせるような奇妙なオートマタを作っていた男の元に中国の貴人から不死薬の依頼を受けた事からこの物語は始まる。

与えられた期間は100年。

費用はその期間を研究に費やすのに充分な額を約束された。
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それは彼の家が先祖代々鍊金術という名の下に継がれて来た家系であり元々血統等を大切にする中国人の依頼者に好ましく思われたからだろう

勿論その時代になお鍊金術の看板を掲げ研究を続けているもの等少なくともプラハ近郊では数える程でありしかも殆どが好奇心から来るような資料的な研究であったから中国人が彼を選んだのは他に取るべき選択肢もなかったからだとも言えるのだが。
本来的な鍊金術の手法では未だ不死に至る行程は発見されていなかったために彼はそれまでの生命のエリクシールを抽出する等と言う古典的な方法から離れ 先ずは死をより理解する為により死に近しい状態に自分を置いてそれにより生であることとどの一点から死に至るのかを理解する事で研究の糸口をみつけることにした。
なにしろ100年と言う時間である。

自分の代でまず死を理解出来れば後の事は子孫達がやり遂げるだろう。

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幸いと言うべきかどうかは微妙だが命を作り出す事を考えれば奪っていくことは比較的簡単だ。
しかもそういうことになら使えそうなものは先祖から受け継いで来た研究に残されていた。

それは飲む事で体内を構成する成分を分解し結果涙腺から液状化した生命という成分が抽出出来るという薬で当時誰にも語られる事無く研究室の奥の保管庫に仕舞われたものである。
探してみると当時の記録とそれに付随する奇妙な首飾りのようなものが出て来た。
当時の資料によるとその生命成分を蒸着させたものらしかった。
彼はその後の研究を継ぐ事になる息子に見守られながらその後23年と3ヶ月を彼が死している状態と信じて疑わなかった少なからぬ苦痛を伴う半死半生のような状態で過ごし彼自身の口述と息子による膨大な記録とその奇妙な首飾りに沢山の涙のような生命成分と残しこの世を去った。
その後研究は息子に引き継がれたが満足な結果を出す前に仕事を依頼して来た中国人の国は体制を変えて消失しその貴人も行方をくらませてしまったことで研究は中座したままである mantam_works
その後この話しが一部の知識人の間で知られる事になり「緩慢なる死」と名付けられ彼の涙を固着させたかのように見える奇妙な首飾りは珍品としてオークションで値を吊上げた。

[text: mantam]

★マンタム Mantam
日本一クレイジーな骨董屋、古道具屋アウトローブラザーズの首領。
骨董を自在に操り、オブジェやアクセサリーなどの制作を行う。
2010年9月パラボリカ・ビスにて個展「畜骸の中のサーカス」もしくは「錬金術師の憂鬱」を開催。
同時開催した夜想骨董市は、現在も展覧会ごとに商品を入れ替えながら継続中。

http://mantam.web.fc2.com/

実物をご覧になりたい方は、パラボリカ・ビスにてご覧いただけます。
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他にもマンタムさんの作品は常設しております。
お気軽にお問い合せください。
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