ヤン・シュヴァンクマイエル 『人形劇・虫・博物誌』
Jan Svankmajer: Loutkove divadlo-Hmyz-Prirodopis
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ヤン・シュヴァンクマイエル 『人形劇・虫・博物誌』
Jan Svankmajer: Loutkove divadlo-Hmyz-Prirodopis
★カレル・チャペックとヨゼフ・チャペックの戯曲『虫の生活』を原作にした、
ヤン・シュヴァンクマイエル監督の新作映画「虫」のデザイン画を本書にて初公開!
★全面手彩色の色鮮やかな、『博物誌』シリーズの作品を本邦初掲載!
★人形・人形劇についての録りおろしインタビューも!
著:ヤン・シュヴァンクマイエル
訳:ペトル・ホリー
装幀:ミルキィ・イソベ
■発行:ペヨトル工房
■発売:ステュディオ・パラボリカ
■発行日:2015年4月28日
■書名:ヤン・シュヴァンクマイエル 『人形劇・虫・博物誌』
■定価1,200円+税
■A5判/32ページ(カラー)
■ISBN978-4-902916-34-8 C0090
ヤン・シュヴァンクマイエル Jan Svankmajer
1934年、チェコスロヴァキアのプラハ生まれ。
プラハの芸術アカデミー演劇学部(DAMU)人形劇科で演出と舞台美術を学ぶ。
ラテルナ・マギカなどの舞台芸術に関わり、1964年から映像作品をつくる。
共産党政権下でプラハの春以降ブラックリストに載り、『オトラントの城』の準備を
1973年に始めるが、当局から映画製作の禁止を命じられ、『オトラントの城』完成の
79年まで自身の作品は撮れず、70年代の映像活動停止時期には
「触覚芸術」、コラージュ、ドローイングなどの美術作品に集中する。
60年代の初期の短篇や80年代の自由化の流れの中、91年のビロード革命以降も、
社会主義・全体主義・商業中心主義など全ての現実に無意識の領域からの抵抗を続け、
その映像表現は一度見たら忘れられない強烈な体験として、カンヌ、ベルリン、
アヌシー、チェコ国内など世界中の映画祭で絶賛されている。
1990年川崎市市民ミュージアムの「シュヴァンクマイエル映画祭'90」で初来日。
その後も妻のエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーとの共同の美術展や、
『オテサーネク』以降の長篇作品が公開されるごとに来日し、
江戸川乱歩の『人間椅子』や、小泉八雲の『怪談』のコラージュ本の作成、
浮世絵の伝統的な版画技法を使った作品を発表するなど日本文化への造詣も深い。
妻のエヴァとは彼女が2005年に亡くなるまで映像・美術など様々な共同作業を行っていた。
ヤン・シュヴァンクマイエルが「最後の長編劇映画」と宣言し、2018年に完成させた「蟲(むし)」の日本公開が8月9日に決定
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